マネスキン、ダンサブルなロック・ナンバー「マンマミーア」をリリース
今年5月、ヨーロッパ最大の音楽の祭典【ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021】で優勝後、瞬く間に全世界でブレイクしたイタリアのロック・バンド=マネスキンが、新曲「マンマミーア」を9日リリースした。
この夏世界的ヒットとなった「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」と「ベギン」(両曲ともグローバル・チャートのトップ10内に数か月間ランク・イン)に続く同曲は、サウンドの生々しさや粗削りな感触をキープするため、いつものように生で録音されている。イントロから“マンマミーア”と連呼されるフレーズと、強力なベース・リフとリズミカルなドラムで始まるため、ロック・ソングでありながらダンスやクラブの要素もあるナンバーで、一度聴いたら記憶にすり込まれるメロディーが特徴的だ。皮肉交じりの歌詞は自分の振る舞いに対する人々の見方を取り上げる一方、自分の意図や考えはまったく違うことについて歌っている。バンドを取り巻く環境が大きく変化する中、彼らはこのトラックで初めて風刺的な一面を見せている。
2015年に結成されたマネスキン(デンマーク語で「月光」を意味する)は、20~22歳のダミアーノ・デイヴィッド(vo)、ヴィクトリア・デ・アンジェリス(b)、トーマス・ラッジ(g)、イーサン・トルキオ(ds)から成るイタリアはローマ出身の4人組バンド。
直近の3曲「ジッティ・エ・ブオーニ」「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」「ベギン」により、彼らはこの数か月間一貫して世界的に最も再生回数の多いアーティストの1組になり続けており、その再生回数は約30億回以上と圧倒的な数字を記録。また2か月間以上連続でグローバル・チャートのトップ10に2曲同時にランクインさせることも実現。「ベギン」は63か国、「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」は35か国でトップ10入りを果たし、全英トップ10には2つのシングルを同時チャート・インさせた。さらにアメリカのオルタナティヴ・ラジオ・チャートでも1位を獲得し、アメリカのオルタナティヴ・エアプレイ・フォーマットで新人バンドが1位に上りつめる最速記録を24年ぶりに更新した。
先月末は、ビリー・アイリッシュ、エド・シーラン、コールドプレイ、BTSらが集った“地球規模”のチャリティ・ライブ【Global Citizen Live】にも出演。
なお、彼らの大ヒット・アルバム『テアトロ・ディーラ Vol. I』の日本盤CDが10月13日にリリースされることも発表されている。
日本盤ボーナス・トラック I WANNA BE YOUR SLAVE(Måneskin, Iggy Pop)
@therealmaneskin Oh MAMMAMIA a little sneak peak for you 💝
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