次世代J-POPの象徴? ずっと真夜中でいいのに。の新曲をプロが絶賛する理由
リアルでは顔を出さず、ネットの世界を中心に活動する次世代アーティスト。その代表格の1つが、2018年6月に活動をスタートした「ずっと真夜中でいいのに。」だ。
そんな「ずとまよ」の楽曲を、プロはどう見ているのだろうか。音楽作家のMUTEKI DEAD SNAKE氏が、新曲「あいつら全員同窓会」を通じて解説する。
◆シンプルかつ洗練されたアレンジにBUCHIAGARU!!
こちらの楽曲を聴いて最初に、アレンジが洗練されていてかっこいい!と思いました。
静かなイントロとAメロから始まり、Bメロでは太く煌びやかなギターが入り、そのままギターのフレーズで盛り上げつつストリングスのフォールでサビが始まる…というように徐々に楽器を増やして効果的に盛り上げる構成になっており、その時点でかなりテンションが上がります。
ですが、僕がとくに大好きだなと思ったのはサビが始まってからのアレンジの展開です。1回し目では全体の演奏を休符多めで抜き気味に演奏しており、2回し目は最初と打って変わって全体の演奏のボルテージが一気に上がり、イメージさせる景色を一気に変化させ、歌詞もメロディも同じであるにもかかわらず違うサビが始まったような印象を与えます。
このような展開をつけることによって、リスナーの耳を惹きつけて飽きさせずに楽曲を聴かせることができますし、何より2回し目のストリングスの一つ一つのフレーズがエモーショナルで、思わず胸が締め付けられてしまいます。 楽器の数や音数を増やすことよりも、一つ一つのアレンジのアイデアや、フレーズが大事なのだなと改めて気付かされます。
◆裏切りのギミックにBUCHIAGARU!!
また、こちらの楽曲ではリスナーを裏切る仕掛けが多く用意されています。
先ほども述べたサビのアレンジもその裏切りの一つなのですが、まずそもそもサビの転調が突然でハッとさせられますよね! また僕が大好きなのが1番のサビが終わった後のストリングスのユニゾンで演奏される間奏なのですが、今まで一度も出てこなかった三連符を多く使用したフレーズになっており(しかもフレーズ自体も超かっこいいですよね)、その意外性におおっ!っとまたもや惹きつけられてしまいます。
それ以外にも2番のサビが終わって始まる新しいパートの最後は楽器の演奏が消えボーカルだけになる大胆なアレンジが施されているほか、メロディも9小節で構成されるイレギュラーなものになっており、いい意味での違和感があり印象に残ります。
そして、最後のサビが終わった後に、曲が終わるのかと思いきや、今までにはなかったラップのパートが始まり、最後の最後まで予想を裏切ってくる盛りだくさんの展開になっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8948f9a8264d7319b6c84df2f5ccc2c0b8f0acb
コメント
元記事のBUCHIAGERU!とかいう文言も意味不明だ
転調下手だし、色々不協和音
ポケモンの曲の方が転調エロいまである
フランスのアーティストFKJ最近知ったけど、日本のアーティストで敵う人おらんし、なんなら世界的にみても稀有な才能
すごくグルーヴィでチルな感じ、好み分かれるやろうけどおすすめ