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募るJ-POPへの危機感 K-POPは世界標準(川谷絵音)
K-POPが勝負をしているグローバルチャートでは、ヒップホップやEDM、R&Bだらけで、基本的にAメロ、Bメロ、サビのような、明確な展開はない。代わりにリズムとメロディーの反復、しかもコードもあまり変わらないことが多いのだ。
逆にJ-POPは、明確にメロとサビが分かれているし、Aメロ、Bメロで盛り上がりを作り、1番の聴かせどころをサビにするパターンがほとんど。だからJ-POPはサビを聴かないと曲が分からないし、といって頭をサビにしても、メロからの盛り上がったサビを聴かないと、曲の良さが分からない。長めに聴かないといけないのだ。しかし、K-POPのようなUSサウンドは役割分担がされていないため、どこを聴いても曲の良さが分かる上に、リズムが立っていて乗りやすい。まさにサブスク全盛期の今、BGMにもしやすいサウンドがトレンドなのだ。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO67233540R11C20A2000000/
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