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赤い公園、ラストライブで29曲を届け解散「12年間ありがとうございました!」
赤い公園が5月28日に東京・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を開催。本公演をもって約12年の活動を終え、解散した。
赤い公園は高校の軽音楽部で先輩後輩だった津野米咲(G)、佐藤千明(Vo, Key)、藤本ひかり(B)、歌川菜穂(Dr)によって、2010年1月に結成されたロックバンド。東京・立川BABELを拠点に始動し、2012年にミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たした。
2017年に佐藤が脱退するも、バンドは2018年に元アイドルネッサンスの石野理子(Vo)を迎えて再始動。しかし2020年10月18日、バンドのソングライティングおよびプロデュースを手がける津野が29歳の若さでこの世を去った。
同年11月にシングル「オレンジ / pray」を予定通りリリースするも、コロナ禍の影響もあり、出演予定だった音楽フェスの中止などが相次ぎ、バンドの活動は白紙に。
2021年3月には「津野米咲がいない“赤い公園”は、もはや違うものになってしまうのではないか」という思いにより、今回の中野サンプラザホールでのワンマンライブをもって解散することを表明した。
そして迎えた本公演は、赤い公園にとってラストライブにして記念すべき初めてのホールクラスでのワンマンライブ。
サポートメンバーとして津野と親交が深かった小出祐介(G / Base Ball Bear)、キダモティフォ(G / tricot)、堀向彦輝 a.k.a. hico(Key)の3名を迎え、赤い公園は最後のステージに臨んだ。
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