“メタル縛り”のクリスマスソング5選
2021年はハードロック/ヘヴィメタルを表紙、あるいは特集する音楽媒体がなぜか多かった印象もあり、ここでは「クリスマス」×「ヘヴィメタル」というお題で、この時期に聴きたくなるメタルを5曲選んでみました。
♦「Morning Star」(’19)/Rob Halford
今年結成50周年を迎えたジューダス・プリースト。そのフロントマンであるメタルゴッド、ロブ・ハルフォードが10年ぶりになるクリスマルアルバム『Celestial』(邦題:メタル・クリスマス)を2019年に発表。この「Morning Star」は鈴の音を配した静謐なスローナンバーで、実に味わい深い仕上がりになっている。
https://youtu.be/jnWl7ss_UCk
♦「Santa Claus Is Coming To Town」(’07)/Dokken
これもクリスマスの鉄板ソングだろう。80年代のLAメタル・ブームから頭角を現し、ここ日本でも根強い人気を誇るドッケン。このカバーが秀逸なのは、これだけ耳馴染みのある楽曲を見事にドッケン節に昇華させている点だろう。イントロこそ大きな驚きはないが、ギターリフが刻まれた瞬間、ジョージ・リンチ(Gu)だとわかるフレージング、そこにドン・ドッケン(Vo)の歌が乗れば、完全なるドッケン・ワールドが広がっている。
https://youtu.be/CBSDtsQGOVM
♦「X-M@$」(’10)/Corey Taylor
スリップノットとストーン・サワーのフロントマンであり、2020年には初になるソロアルバム『CMFT』を発表し、幅広い楽曲で楽しませてくれたコリィ・テイラー。毒々しいマスクを被ったスリップノットとは対照的に、サンタ扮するコリィによるコミカルタッチのMVも観どころである。
https://youtu.be/od7GUy9XS7c
♦「The Light Of Christmas Day」(’15)/Robert Plant&Alison Koauss
レッド・ツェッペリン のロバート・プラントと、ブルーグラス/カントリーの分野で活躍する女性シンガーのアリソン・クラウスによるデュエット曲。この楽曲自体は映画『Love The Coopers』のサウンドトラック用に提供され、クリスマスをテーマに据えたオリジナル楽曲である。
https://youtu.be/ezPvxtNNr6M
♦「Angel」(’87)/Aerosmith
いわゆるクリスマソソングではないものの、個人的にこの季節に似合う楽曲だと思ったので取り上げた。エアロスミスの9thアルバム『PARMANENT VACATION』収録曲で、全米3位のスマッシュヒットを記録したラブバラード。
https://youtu.be/CBTOGVb_cQg
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