ジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップ、アルバム『18』の全世界同時発売が決定
ジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップが、アルバム『18』を7月15日に全世界同時発売する。
伝説のギタリストにして、常に更なる高みを見据えて活動を続ける孤高のアーティスト、ジェフ・ベック。これまでにも音楽史における偉大なコラボレーションを数多く実現させてきた彼は、2020年4月17日、俳優としても輝かしいキャリアを持ち、ハリウッド・ヴァンパイアーズの創立メンバーとして音楽活動も行うジョニー・デップと奇跡のタッグを組み、ジョン・レノンの名曲「孤独(原題: Isolation)」のカバーを発表、世界中に衝撃を与えた。
その奇跡の共演から約2年、ふたりのプロジェクト、その名も“ジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップ”によるフル・レングス・スタジオ・アルバムが完成。
このアルバム発売の情報とともに、ファースト・シングルとなるジョニー・デップのオリジナル曲「ミス・ヘディ・ラマーに捧げる歌(原題: This Is A Song For Miss Hedy Lamarr)」のデジタル配信がスタートしており、同曲のMVも公開されている。
ジェフ・ベックは、2016年に出会ったジョニー・デップに、まるで血縁者のような繋がりを感じた。車やギターといった共通の趣味でふたりはすぐに意気投合し、ふたりで一緒にいる時間のほとんどを、お互いを笑わせることに費やしていたのだ。同時に、ベックの中で、デップの非常に豊かなソングライティング能力と音楽に対する確かな耳への評価が高まっていった。その才能と、彼らふたりの化学反応を強く感じたベックは、ふたりで一緒にアルバムをつくるべきだと確信したのだという。
このふたりによる全13曲を収録したアルバム『18』が、7月15日に全世界同時発売されることとなった。ベックはこのアルバム・タイトルに関して、こう説明している。
「ジョニーと俺が一緒にプレイし始めたとき、俺たちの中にあった若々しさに満ちたスピリットとクリエイティヴィティに火がついたんだ。まるで18歳の頃にもどったみたいだなってよく冗談を言い合っていたから、そのままそれをアルバム・タイトルにすることにしたのさ」
「彼のようなクリエイティヴなパートナーは、もう何年もいなかったんだ。彼はこのアルバムでとても大きな力を発揮してくれた。このアルバムで、彼が本物のミュージシャンであることにみんなが気づいてくれたら嬉しいよ。ジョニー・デップがロックン・ロールを歌えるんだっていう事実は、人によっては受け入れがたいことのようだからね」
また、今作のアルバム・ジャケットには、ジェフ・ベックの妻であるサンドラ・ベックによる、ジェフ・ベックとジョニー・デップの18歳の頃の姿を描いたイラストがフィーチャーされている。
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