YOASOBIボーカルikura「オーディション番組1回戦敗退」からの逆転人生
大ブレーク中の音楽ユニットYOASOBI。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦にも初出場を果たした、今、最も話題性のある2人である。
ikuraは、デビュー前から業界内で努力家として知られていた。
小6から作詞作曲を始めて、14歳のときにはブログで「歌うことの意味をとても感じてます。それで、人の心を動かすことができることを知ったからです」と綴るほど。レコード会社・ソニーミュージックが主催する新人アーティスト養成講座にも参加していた。
そして2018年、高校2年生のときには、関ジャニ∞の村上信五(39)が司会をした音楽バラエティ番組『今夜、誕生!音楽チャンプ』(テレビ朝日系)に“24時間音楽漬け女子高生”というキャッチフレーズで出演。秦基博(40)のヒット曲「ひまわりの約束」を歌って、惜しくも1回戦で敗退したが、当時から透明感のある歌声は、審査員たちにも高く評価されていた。
その後も、インディーズでミニアルバムを制作するなど歌手活動を続けていたikura。2019年夏にスキマスイッチの「全力少年」をカバーで歌い、東京海上日動あんしん生命保険のCMソングに採用されるころから、注目され始めた。
そして、その数か月後にはAyaseと組んで、「小説を歌にする」というプロジェクトユニット・YOASOBIが生まれたのである。音楽雑誌編集者が語る。
「従来のようなCDシングルをリリースして売っていく手法ではなく、配信限定で曲をどんどんリリースしていき、YouTubeやTikTokでブームを広げていく戦略がハマっています。今年に入ってからMVがリリースされた新曲『怪物』は、早くもランキング入りしています。」
『怪物』はCD発売より2か月も早くYouTubeでMVが配信されているわけで、先に無料で聴ける状況を作り出しているのだ。振り返れば、YOASOBIは紅白がテレビ初歌唱であり、これまでのアーティストが行ってきた「音楽番組に出演してプロモーションする」という戦略とは順番がまったく異なる。
異例づくしでヒット街道を突き進むYOASOBIだが、もちろん販売戦略だけではここまでの国民的人気とはならない。根底に前述のような地道な努力があったからこそ、結果が出たのだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5de2fee2ce2cd06edf42235690f78e387efb401f
コメント
リズムだけの楽曲(歌というより一緒に活動してる作曲担当が凄い)
見た目が良い(アホな男性は見た目だけで好きになる)
それ以外の人からすれば、なんで売れてるのか本当に分からん。