「椎名林檎はロックじゃない」そう息巻く人が消えたのは、EPICソニーの功績である
80年代中盤までの日本には「ロックか、ロックじゃないか」という狭く湿った視点があった。音楽評論家のスージー鈴木さんは「それを打ち破ったのが、『日本初のロック・レーベル』といわれるEPICソニーだった。
ここで、EPICソニーの代表選手の1人を「ロックじゃない」と息巻く少年に登場してもらう。少年の名は「ラジヲくん」。ラジヲは当初、レベッカや渡辺美里を認めていなかった。いや、実際は「認めてはいけない」と思っていた。ラジヲなりの評価算定結果として、レベッカや渡辺美里は「ロックじゃない」と結論付けられた。なぜならば、音楽は「ロック」っぽいけれど、顔がアイドルみたいに可愛いじゃないか。可愛い女の子は「ロック」じゃないんだよ。
白状すれば、これはそのまま、80年代中盤における私の見立てである。ただ、その根拠は脆弱(ぜいじゃく)なもので、当時の渋谷陽一的/ロッキング・オン的価値観の中に、レベッカや渡辺美里が入っていなかった(ように見えた)ことや、もっと表面的に、NOKKOや渡辺美里のルックスが可愛かったことも「ロック的」ではないという判断要素になったのだ。
もっと分かりやすく言えば「渡辺美里はミス・セブンティーンのコンテストに出たんだから、アイドルであってロックじゃない」という見方・考え方。
「椎名林檎はホリプロタレントスカウトキャラバンに出たんだから、アイドルであってロックじゃない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eefa09193560df8304f0cc32cd724ecc41afeb76
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可愛いとか可愛いくないじゃなくて、カッコいいかカッコ良くないが基準だろ
そもそもロックとアイドルは対義語じゃないだろ
プレスリーなんてまさにロックでありアイドルだし
椎名林檎、渡辺美里、レベッカは可愛いのか?って話になっちゃうだろ
あれはバンド名自体、すでに名前が通ってたキノコホテルとゆらゆら帝国を合体させたような安易かつ陳腐な成り立ちで
「メジャー芸能事務所がインディバンドっぽい歌謡曲グループを作ってみました」って感じじゃないの
その昔
海外白人若者社会ではアニマルズやビートルズが流行ってるようだから
日本のガキどもにもマッシュルームカットとお揃いのユニフォームでキメた新ブームでも与えてやるか、で
GSブームが作られたのと同じような発想でしょ
オーディションでここでキスしてを歌っていた動画を見たわ。
作詞作曲の才はあるのではないか?
その凄腕ミュージシャン
沼澤尚(音楽プロデューサー、ドラマー)
僕が多分出会ったアーティストの中で最も衝撃だった人。
まぁこの子にはね、ちょっと驚きました。
とにかくね、22か3になったばっかりなんですよ。
自分がその大学3年生・4年生の頃に、ここまでなんか自分のやりたい事がはっきりしてて、感覚がこれだけ鋭い人、なんていうのは周りは絶対いなかったし。
例えば、「ここはこういう風にしていきたい」とか、「ここはこういう風にした方が、よりこのように聴こえる」ていう事を自分ではっきり言える人なんですよね。
それに、その上彼女が素晴らしいのが、年齢とか性別に関係なく、その自分が、リスペクトをしているという姿勢を非常にさりげなく、一緒にいるミュージシャンにね、そういう印象を与える人でしたね。
森俊之(音楽プロデューサー、キーボーディスト)
あのプロデュース能力はもうホントすごいですよ。セルフ・プロデュースなんだけど、周りを上手く巻き込む何かがあるんです。で、その中心に彼女がいて……
あの、現場では矛盾したことを言ったりっていうこともあるんですけど(笑)、でも、カリスマ性みたいなもの、吸引力みたいなものに引き寄せられて、ついつい、100パーセント、120パーセントっていう感じになっちゃうんですよ。
亀田誠治(音楽プロデューサー、ベーシスト)
林檎さんとの出会いは97年の夏。本人にお会いする一週間ぐらい前に音源を聴かせていただいたんですけど、これがブッとんだんですよ。
僕は2枚のアルバム(『無罪モラトリアム』『勝訴ストリップ』)をいっしょに作ったんですけど、そこに入ってるほとんどの曲は、本人の弾き語りや打ち込み、もしくはアマチュア時代にやっていたバンドのライヴ音源で、30曲以上入っていました。
で、実際にお会いすることになったんですけど、林檎さんはその当時から自分の考えをイメージではなく的確な言葉で、音楽の用語で伝えられる方でした。
さらに、ピアノもギターも弾けて、ドラムも叩けるっていう感じで、どの楽器をやってもちゃんと“表現者”としてのレベルで演奏できた、根っからのミュージシャンだったんですよ。
よく、アーティストの“吸引力”とか“求心力”っていうことを言いますけど、林檎さんのまわりにはなにかしらのエネルギーが渦巻いて
林檎さんのまわりにいると、僕も含め、デザイナーの方やスタイリストの方、プロモーション・ビデオの監督さんなど、みんないっしょに渦の中に入っていって、いままでできなかったことができちゃうっていう。
だから、僕らはぜんぜん迷うことがなかったんです。
「歌舞伎町の女王」を出したとき、「ここでキスして。」を次のシングルとして出すことも決めていたし、『無罪モラトリアム』はもちろん、『勝訴ストリップ』までのヴィジョンが見えていたわけですからね。
林檎は音楽の才能もそうかもしれないけど
プロジェクトの中心になれると言うか、そんな感じが出てきた。
まさか五輪のプロジェクトの中核になるとは、看護婦の格好をしていた時には
思いもしなかったわ。
凄い人はデビュー前から気付いていた
椎名林檎ちゃんの家が偶然、私の家の近くだったこともあり、椎名さん宅を訪問するようになりました。~ある日、ご両親がわが家に見えて「娘はプロとして通用するかどうか」と相談をされました。私は彼女の音楽に対する天性の資質と、優れたプロデューサーとしての両面を併せ持った才能を高く評価していましたので、プロへの道を進むことに賛成しました。
https://web.archive.org/web/20081207143856/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/lifestory/nomiyama/20070615/20070615_001.shtml
野見山実
元RKB毎日放送音楽プロデューサー。福岡県稲築町(現嘉麻市)出身。1958年に早稲田大学を卒業し、同社に入社。主に音楽番組を担当する中で、井上陽水さんを見いだし、プロデビューに尽力した。また、KBC九州朝日放送の故岸川均氏、TNC西日本の藤井伊九蔵氏とともに、チューリップ、海援隊、甲斐バンドなどを育てた。近年では、椎名林檎のデビューも後押しした。1932年生まれ、福岡市在住。
そんな時代もありました
他は無し
渡辺美里ならmy revolutionはロックではないがパイナップルロマンスとかロックナンバーの方が歌ってたからロック歌手だと思えるわ
つまりロック歌手もロックばっかりは歌ってはいない
初期の代表曲 レベッカ – WEARHAM BOAT CLUB
https://www.youtube.com/watch?v=sLHLwu9ex8A
これは格好良いな。
詩は何歌ってんだかよく聞き取れなかったが。
シャケが脱退してマドンナをパクリ始めたら売れたんだよな。
本人らが、メジャーになりたくて
friends書いたって言ってたし~
元旦那がアナーキーのマリだもんな
ラウドネスとか人間椅子ならロックかも
線引きは出来る。
林檎は猿でも解るほどのロック。
音楽性の高い人なんで、むしろロックに入れてしまうのは失礼だろw
ロックかといわれると演出がそれっぽいだけのような気が
自分をジャンルにした最後の人
その後の音楽界は物真似ばかり
ロックンロール→内田裕也 矢沢永吉
ポップス→サザン スピッツ
産業ロック→B’z XJAPAN
こんな感じかな
やっぱロックバンドといえど売れるにはアイドル性は不可欠だと思うわ
マドンナをロックなんて言わないでしょ
マドンナもシンディもポップス
マイケルジャクソンもキングオブポップスなのに 洋楽聴く奴の一部は
ロックだと自慢気に言う奴がいる
リンドバーグはバンドだけどロックバンドではなさそうだしアイドルでもなさそう
ブルーハーツは音楽的にはビートパンクなんて呼ばれてたけど、ロックバンドって言われると違和感
たまはロック?ビートルズはロックバンド?
ブランキージェットシティはロックバンドだろうけど、シャーベッツはロックバンド言われると違和感
ロックとかアイドルって統一的な定義がない以上、それぞれの価値観でどこまで語っても交わることなくて結論でないと思う
統一的定義は定義的に個人には出来ないという論理的な限界がある。
ただ個人的に定義は可能だろう。
てかその個人的な定義無しに「ロック」という言葉は使えない。
オレはロックの定義を「抑圧に抗するスタンス」に見てる。
なのでマイノリティや弱者の立場を取るほどロックになり易い。
林檎は女性という社会的弱者に依拠することで
自らの表現をロックにした。
初期のヒット曲である「歌舞伎町の女王」なんてその象徴のような楽曲だ。
https://www.youtube.com/watch?v=krCk3EcsaxE
ブルーハーツはロック内のパンクロックというジャンル
リンドバークは歌謡曲バンド
それはまぁ、わかる
それならレベッカも歌謡曲バンドだよね
NOKKO Natural/トーク/GO GO HAPPY DAY
https://www.youtube.com/watch?v=cAlM2EBnTEI
間違いなく日本では最高のヴォーカリストでありコンポーザーであっただろ
すげー面子だし全員ロックだ
レベッカが一番、洋楽路線のロックだった。
BOOWYより洋楽志向。
オリコンでたてつづけにアルバム6枚一位で
CBSソニーのトップの稼ぎ頭だった。
BOOWYより勢いがあった。
売れなくなって解散でなくラストアルバムも1位で
ボーカルのNOKKOが精神的限界に達して解散。
林檎はロックで間違いない。
レベッカはポップス。
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1638017276/
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コメント
ジャンル分けという行為が愚かだとハイパーカオスなミクスチャー期で知るのであった
音楽は人がジャンルやし
ロックかどうかは人それぞれだが、バンドじゃないからなー
バックの連中はスタジオミュージシャンだ
が、デビュー前の酸欠ライブのレベッカと呼ばれた時代は良かった
ロックが定義され権威化された時点でロックじゃない
全然ロックじゃなくてもロックと言い張ってる方がロックだと思う
カルメン・マキはロックなのか(化石
今回の騒ぎで再確認できたが、存在が一番ロックな女性ミュージシャンは鬼束ちひろ
いいや一番ロックなのはブージークラクションの鈴木由紀子だ。
ただの奇行はロックとは言わねぇ。
椎名林檎の初期はバンドだったろ
途中からスタジオミュージシャンを使うようになってからロック色は無くなった
あのバンドが一番合ってたと思うが自分が主導権握れないのが嫌だったのかね
大衆化されたルールの中で叫んでいる安心安全なお座敷ロックなどロックじゃない。真のロッカーはたまに救急車を蹴ったりする奴だ。パトカーだったらもっと分かりやすかった。
いや待てパンクバンドのアナーキーなんてYAMAHA主催のコンテスト出身だぞ。
ミチロウは最後のインタビューでも嘲笑してたが。
BABYMETALが一言↓
まずロックの定義を書いてくれんと分からん
これこれこーいうわけでロックじゃねぇ!と言ってくれ
こいつはロックこいつはポップスなんて曖昧な分け方じゃ
結局そいつのさじ加減次第じゃんで終わってしまう
昔はカッコいいとか憧れがあったんだろうけど、ロッケンロールっておじいちゃんしか言ってないよね
>>277オレはロックの定義を「抑圧に抗するスタンス」に見てる。
なのでマイノリティや弱者の立場を取るほどロックになり易い。
左翼やリベラルしかロックできねーのかな?
林檎は右翼、保守だけどね
今リベラルの主張するバンドって滅茶苦茶ダサいなって思う
ネットで調べたらリベラルの嘘がすぐ分かるしね
テレビばっかり見て勉強しないんだなって感じ
かっこよければロックでいいじゃない
ロックとはナニか、とか、ナニがロックでナニがロックじゃない、とか下らない権威付けレッテル貼りをしてる奴が一番ロックじゃない
椎名林檎はロックじゃねーの?
渡辺美里とレベッカは知らん。
レベッカのデビュー曲あたりはロックと言ってもいい気がする
尖ってたし
後期は後期で洗練されて好きなんだけどね
あと古賀森男さん好き ソロになっても透明感が凄い