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ピアノにギター、遊具づくり…難関中高一貫校が「音楽」や「美術」に力を入れる決定的な理由
科学、技術、工学、アート、数学を複合的に学ぶ「STEAM(スティーム)」。
複合的な学習を通して、子どもたちは「知る」と「創る」を循環させ、受動的ではなく自ら学んでいく。
明治以来つづいた「教師が一斉に教える」教育が変革期をむかえている。
STEAM自体は新しい概念だが、日本でもSTEAM型の学びを以前から取り入れてきた学校がある。
英数国理社以外の音楽や美術、技術・家庭などにも力を入れる「全科目重視型」の学校で、麻布、桜蔭、開成、女子学院など難関私立中高一貫校にその傾向が強い。
開成中では以前から1、2年でピアノ、3年でギターが必修。和音や転調など曲の構成理解に重きを置き、最終的には全員自分で作曲した曲を弾く。
「早稲田中も1人1台のピアノで充実した指導を行っています。音楽は数学との親和性が高く、開成、早稲田ともに数学教育も盛ん。
また美術は『伝える』といったプレゼンテーションスキルを高めることにもつながります。
音楽や美術は、他の教科とのブリッジとしての役割も大きく、音楽の中で社会や英語を、美術の中で理科や社会、数学を学ぶといったことも行われています」
「STEAMで忘れてはならないのは『結果として役立つからやる』のではなく、『面白いからやる』というのが原点だということです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/761e19d5b0805ca23157387992e247645e7ad156
コメント
古代ギリシャではハーモニクスは数学の分野だったしな