英ガーディアン紙、井上陽水「Pi Po Pa」を「想像を超える繊細なスカソング」と称賛
英国の新聞ガーディアン紙は「ガーディアンのライターが今年見つけた最高のオールドミュージック」という企画の中で、平成時代の日本のレフトフィールド・ポップを特集したコンピレーションアルバム『Heisei No Oto: Japanese Left-field Pop from the CD Age (1989-1996)』【平成の音:日本のCD時代のレフトフィールド・ポップ(1989-1996)】を紹介。中でも井上陽水の「Pi Po Pa」を「想像を超える繊細なスカソング」と称賛しています。
■Various Artists – Heisei No Oto: Japanese Left-field Pop from the CD Age (1989-1996) (2021)
「レアなお宝レコードに目を光らせるコレクターたちの現在の拠点である日本から、さらなるダイヤモンドが届きました。Light in the Atticや180gから日本のポップス、フォーク、アンビエント・サウンドを網羅した作品がリリースされる中、オランダのレーベルMusic From Memoryからこのコンピレーションがリリースされました。大阪を拠点とするコレクターのタニグチ・エイジとサトウ・ノリオが日本の音楽史の美しい一角を掘り下げたものです。
イギリスでは、トーク・トークやブルー・ナイルのような切ないポップスと、ジョン・ハッセルのような“第四世界”の雰囲気がブレンドされたものが比較されるかもしれませんが、もちろんここには非常に特殊な非西洋的なムードがあります。
トリップ・ホップ、ニューエイジ、ニュー・ディスコ、遊び心のあるジャズ・ポップなど、どの曲も直線的な時間の外側にある、パステルカラーの鏡の世界を思い起こさせるような魅力的なものばかりです。中でも注目は、井上陽水の「Pi Po Pa」は想像を超える繊細なスカソングであり、キクチ・ケイスケの「Retro Electric」のロマンチックなヴァイオリンのメロディーです。すべての楽曲がストリーミングやダウンロードに対応しているわけではないので、フィジカル・バージョンの購入は必須です」
コメント
陽水の発想は唯一無二まず出てこない
結局、細野晴臣がすごいって話しでしょ?
陽水より20、30年前にすでにイギリスで認められてたCoaltar of the deepersを忘れないでやってくれ。