常田大希の『竜とそばかすの姫』メインテーマは“洋楽のパクリ”なのか? プロの意見は…
細田守監督の最新作となる映画『竜とそばかすの姫』は、インターネットの仮想世界「U」を舞台に、「ベル」というアバターで一躍注目を浴びる高校生すずと、竜の姿をした謎の存在の関係が描かれる。
すずの声を気鋭のシンガーソングライター・中村佳穂が担当していることもあり、本作では音楽が重要な要素を担う。メインテーマ「U」を担当したのは、King Gnuとしての活動でも知られる常田大希。常田率いる「millennium parade」と中村のコラボレーションとなっており(名義はmillennium parade x Belle)、ミュージックビデオが公開から2週間で再生回数800万回を突破(現時点では1200万回以上)、Billboard JAPANによる「HOT BUZZ SONG」チャート1位を獲得するなどこちらも好評だが、この曲にある疑惑がかけられているという。海外アーティストの楽曲の“パクリ”なのではないかというのだ。
比較されているのは、ベースメント・ジャックスが2019年に発表した久々の新曲である「Yodel Song」。ベースメント・ジャックスは90年代から活動する英国のデュオで、ダンスミュージックの世界では知らぬ者はいないだろう大御所だ。
millennium parade – U
https://youtu.be/R3V4sAXUJ-g
Basement Jaxx – Yodel Song
https://youtu.be/mfOVirpa1TA
聞き比べてみると、確かに「U」で印象的な「ララライ ララライ」の部分は「Yodel Song」のメロディとよく似てはいるが、曲全体としては別モノのように感じる。プロの作編曲家も「これをパクリと糾弾するのはちょっと神経質すぎる」と語る。「ベースメント・ジャックスの曲は“4つ打ち(のダンスビート)にヨーデルを掛け合わせる”というアイディア勝負の楽曲だと思います。一方でmillennium paradeの方は『ララライ』と『知りたい』で韻を踏んでいたり、あくまで“ダンスミュージックに歌詞とメロディが乗る”というフォーマットの楽曲であって、そもそも音楽的な意図が違う。この2曲を同じ土俵に上げて比べること自体がナンセンスだと感じます」
別のプロ作編曲家も「この程度の類似は珍しくもなんともない」と笑う。ただ、今回「U」が批判された背景には、常田のこれまでの作風が関係している可能性も指摘した。
「常田さんは過去の曲で洋楽をわりと大胆に“引用”していたことがあったんです。それで、“パクリ”などと言われているのかもしれませんね。もっとも、仮にベースメント・ジャックスの曲を参照していたとしても、常田さんくらい才能のある人だったら、曲のモチーフさえあればメロディはいくらでも出てくるでしょうし、“インスパイア”の範疇だと思いますけどね」
コメント
ブラーのもそうだけどフォーマットがっつり使ってAメロBメロだけ自分の手癖でがなってるだけだな。もうちょい苦労しないと。
つうかベースメントジャックス現役なんだな
PrayerXとガッキーのheavenly daysはサビの出だしが全く同じ
パクりが悪いとは言わんし、文句無しで才能のある人だけど、あのキャラでパクり元が浅いのはやっぱりダサいね
まじで持ち上げ過ぎだよ。ちょっとダサい曲多いってか古い。神格化しすぎて才能が平凡なのが余計目立つから逆にかわいそう。
なあ兄弟あんま好きじゃないが、ナナナイのメロディだけでパクリ認定は厳しすぎん?って思った
アーイエーオーイエーオレイリエーとかと同じようなもんだし・・・
映画の曲聴いたけど曲が全体的に2000年代前半の洋楽っぽいな。てかブリトニースピアーズの曲で似たような曲聴いたことあるわ笑
いい曲に新しい古いって考え方自体間違ってると思うけど
この人の曲はそんなに魅力感じない
パクるのも才能。
菅野、ビーパップ、ドラマ版就任オメ!
どのモード使おうが(アイオニアオンドリアン等)7音しかないんだから似た曲が出るのは仕方なかろう。